今迄、普通に舵の取り付け角度に一切、気を使っていませんでしたが!、
意外な程に、重要な見落としでした!。
 
事例:CL型巡視艇の旋回時に、発生する、船体傾斜が大き過ぎ、上甲板が浸水する等の現象。
 
当初は、船底形状が原因と考えていました。
 
度重なる傾斜現象から、船体バランスとか、舵の形状等を色々と変更してみましたが、
一向に改善せず。
 
『高速旋回を行えず、減速してからの旋回でした。』
 
それから、第五時丸などの漁船型に着手していて、改修試験航行を繰り返している時に、
同様に旋回傾斜していた漁船の傾斜角度が少なくなっているのに気付き!。
 
再観察して観ると!!初期の舵形状はそのままで、設置の角度が違っているのに気付きました。
参考迄に: http://ameblo.jp/cl98tosamizugi/theme2-10027868000.html#main にて似た内容です。
 
過度の傾斜現象は、船体に対して垂直に、設置していた舵角度が原因でした(自説です!!)。
この結論に至るまでに、パワーボート等している方が居れば即解決でしょう。
 
イメージ 1
CL型舵軸角度(側舷から)。
 
初期舵角度デメリット:高速旋回時に過度の傾斜と減速していました。
            メリット:低速時の旋回と後進時の旋回性能。
 
現行舵角度デメリット:左右バランスの微調整など。
         メリット:高速時の左右旋回共に高速機動出来ています。  
 
簡単な事でした、高速滑走時の船体の角度の差分を忘れていただけでした。
 
あと、船尾から見て、左右の舵角度について。
CL型巡視艇の中期改装段階にて、〔高速航行中に勝手に(舵中央状態)、旋回する現象〕
原因は、船尾から見て、右舷側の舵の角度が外側にズレていたのが原因でした。
 
当初は、単に有れば曲がるだけの板(舵)程度の考えでした。
 
PS:前回の、水中撮影の件にて、削除した原因は、動画の不鮮明等の指摘から削除しました。